人生読本~20代からの読書日記~: 「自由な人生を手に入れる教科書」濱田 大輔著

2017年6月12日月曜日

「自由な人生を手に入れる教科書」濱田 大輔著

今回の本はこちら。



●書名・・・お金 時間 場所 あらゆる束縛がなくなる 自由な人生を手に入れる教科書
●著者・・・濱田 大輔著
●価格・・・1000円→無料ダウンロード

このブログ初の電子書籍です。

この「自由な人生を手に入れる教科書」は、通常の就職以外の道(特にネットビジネス)で収入を得て、真に自由な生活を送ることについて書かれた本です。


著者の濱田大輔さんは”だいぽん”というハンドルネームでネット上で活動しています。

濱田さんご自身、もともとかなり借金のある過程で大学も休学しバイト三昧の日々を送っていたそうですが、ネットビジネスを始めてその収入のみでかなり稼げるようになり家の借金を返済。
そして自身がほとんど働かなくても自動で収入を得られる”仕組み”を構築し、現在は週休5日(!)くらいの”自由な”生活を送っているそうです。


本編は収入を得る仕組みについての考え方と、そもそも自由になる(自由を受け入れる)ための思考についての二部構成になっており、それぞれにまとめがついているので簡単に内容を振り返ることができる作りになっています。

本の中で濱田さんは”真に自由になるために必要な四つの要素”として

  1. 身体的自由
  2. 経済的自由
  3. 時間的自由
  4. 精神的自由
を挙げています。

これらを手に入れるためには、いったいどのようにすればいいのでしょうか。


① 時給の世界で戦っている限り、どれだけ頑張ったところで、たどり着けるのは小金持ちまで


どこか(または誰か)に雇われて働いている場合の収入とは時給の積み重ね(実際には月給でも時給換算は出来る)ですが、アルバイトではだいたい900円くらい。

給料が高いと言われている医師や弁護士でも1~3万円ほど。

コンサルティング会社として有名なマッキンゼーでは、時給8万円ほどになるそうです。


アルバイトとマッキンゼーでは100倍ほどもの差がありますが、それでも自分の「時間」と「労働力」という資源をお金に変えているという基本的な働き方は一緒です。

「時間」と「労働力」という資源をお金に変えているという基本的な働き方は一緒です。

「時間」と「労働力」という”商品”をお金に変える働き方をしている限り、一人が人生で稼ぐことのできる金額には限界があります。

しかもその収入を得るためには、自分の時間の大半を仕事に費やす必要があります。

そうやっていろんなものを我慢して必死に働いて、いざ自分の時間を持てるようになるのは退職した後。

退職した後の年老いた体では、冒頭で紹介した真の自由の要素のうち”身体的自由”を失っている可能性が高いです。

仮に退職後すぐは元気でも、その後10年同じように元気かといえば疑問ですね。


このような状況を打破するためには「自分の体から切り離せる、時間・労働力以外の商品」をそれぞれの人が手に入れる必要があります。

そうすることで初めて、自分の時間の限界を超えた金額を稼ぎうる可能性が生まれるのです。


② インターネットは「価値の拡散」を容易にする


「自由な人生を手に入れる教科書」では自分の時間・労働力以外の商品を売る際に、ネットビジネスでの起業を薦めています。

通常の起業だと、店や事務所を借りることから始まり維持費や備品も必要で軽く数百~数千万円はかかってしまいます。

しかしネットビジネスの場合、必要な初期投資はネット環境とパソコンくらい。数万円程度で用意できます。

また最初にお金がかかるものとして商品開発などもありますが、ネットビジネスの場合それすら必要ない方法もあります。

そして何よりインターネットでのビジネスの利点は、自分のお客さんになってくれる可能性のある人が「自分の近くの限定された地域」から「日本中の1億人」になることです。

収入を得るということはすべからく「価値を提供してその対価(お金)を受け取る」ということですから、価値を提供できる可能性のある相手(見込み客)が増えれば、それだけ大きな金額を稼ぐことも可能になるのです。


③ いちいち努力とか覚悟とかしなくても、価値観が変わって、自分が無意識に自由に繋がる選択や行動をとり続ける状態になれば、いずれ勝手に自由はやってくる


自由になるためにまず必要なのは「自由を受け入れる」という思考です。

もし「稼ぐ仕組みづくりは一部の天才にしかできないことで、自分には無縁だ」と思っていれば、それに関連した情報やチャンスを無意識のうちに拒絶してしまいます。

逆に心の底から自由になりたい、そして自由になることができると思っていれば、そういった情報が普段から目に飛び込んでくるようになるのです。

日々の暮らしに文句を言いながらも自由の少ないサラリーマンなどを続けている人たちの多くは、心の底ではそういう不自由な状態を良しとしてしまっているのです。


しかしこの時、「絶対自由になるために頑張るぞ!」と力みすぎてしまうのも問題です。

頑張っている状態というのは一時的には成果を上げやすくなったりしますが、常に”少し無理をしている”状態なのでいつか必ず電池切れを起こします。

そうならないためにも「頑張らなくても続く仕組み」や「そんなの当たり前だろ」と思えるほど自分に価値観を落とし込むなどすれば、その思考に沿って自然と行動が続きやすくなります。

結果として、いずれ成果にたどり着き自由になることができるのです。


スマホが普及しネットビジネスが比較的一般化した現在でも実際にやっているのはまだひと握り。
つまり、まだまだ成功するチャンスは多いのです。

また、単純労働がどんどん機械化されていくであろう今後の世界で、自分だけでお金を稼ぐスキルというのは確実に重要になってきます。

それでいてネットビジネスの敷居は低くなり、リスクもほぼ負わずにチャレンジすることができるようになってきているのです。

これをチャンスととらえて、個人の力で収入を得る仕組みを作り”自由な人生”を手に入れましょう。


著者自身ネットビジネスの一環として様々な媒体でこの本にあるような価値観を広めているのだと思いますが、それでも随所で過去の著者自身と同様に自由を求める人たちを何とかしてあげたいという思いが伝わってきます。

ブログなどもやっているようなので気になる方はチェックしてみると、また一段と深く「自由な人生を手に入れる教科書」が理解できるかもしれません。

だいぽんさんのブログ↓
アフィリエイトで一億円稼いで自由になった元皿洗いのブログ

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