人生読本~20代からの読書日記~

2016年5月19日木曜日

「ハリウッド白熱教室」ドリュー・キャスパー



●書名…ハリウッド白熱教室
●
著者…ドリュー・キャスパー
●価格
…1600円+税


久々に演劇人っぽい!(笑)

これは以前NHKで放送された番組「ハリウッド白熱教室」の内容を書籍化したもので、南カリフォルニア大学のキャスパー教授が映画についての講義を行った模様をまとめたものです。


講義は全5回で、講義ごとに

・脚本
・ビジュアル・デザイン
・撮影
・編集
・音響効果

という切り口から映画に隠された様々な意図を読み取る術を語っています。


内容もさることながらこのキャスパー教授、とにかくキャラが濃い。

映像で観るとわかりやすいのですが、日本で言う「教授」というイメージからは考えられないほどのテンションで生徒を巻き込んでいく様はそれだけでもだいぶ面白い。

そしてとにかく映画を愛しているということが常に伝わってきます。

講義の最中いくつかの名作映画の抜粋を観て話をしているのですが、きっとどれもキャスパー教授が大好きな作品なのでしょう。どこまでも細部まで意図を考えさせられます。


書籍化されて面白かったことのひとつに、少し映像ではカットされていた部分が入っていたことがあります。その中でキャスパー教授は現代の映画業界に時折苦言を呈していたりもしたので、そういう部分を読むことができたのは書籍化のメリットだと思いますね。


…
と、ここまでほぼキャスパー教授についてしか書いていない(汗)

ですが映画好きにはかなりためになる内容です。そうでなくとも、きっと映画が好きになります(笑)


人生をさらに味わい尽くすためにも、こういう視点で見ることの出来る目を養いたいものです(´ω`)

「決断力」羽生 善治 著



●書名…決断力
●
著者…羽生 善治
●価格
…800円+税


人の顔シリーズ(笑)

前回同様メガネの方ですが、今回はまた違った印象がありますね。

羽生さんの著書は他にもいくつかありますが、初めてだったのもありよくタイトルを聞く「決断力」を読ませていただきました。


内容としては、決断力を始め勉強法や集中力等さまざまなことについて将棋を通しての考え方が書かれています。

将棋を通した、といっても当然思考のプロがまとめたものだけあって日常生活での気付きにも数多く通じる点があります。


以前テレビで羽生さんとチェスの世界チャンピオンが対談した番組を観たことがあるのですが、それこそ一言一言丁寧に考えて話す姿が印象に残り、ある意味羽生さんのキャラクターを形作っていました。


常にそれだけ物事を深く考える人の思考のプロセスが垣間見えるのは、やはり読んでて楽しい部分であり勉強になる部分です。


次はこの本で学んだことをいかに自分の生活に応用できるか。

そのためには、もう少し深く読む必要がありそうですが(^_^;


…
久しぶりに将棋やりたいなぁ

「三谷幸喜 創作を語る」松野 大介 著



●書名…三谷幸喜 創作を語る
●
著者…松野 大介
●価格
…1000円+税


表紙のインパクトすげーな…


今回のこの本、脚本家の三谷幸喜さんがこれまで関わった様々な作品についてインタビュー形式でお話されている内容です。


取り上げている作品は「古畑任三郎」や「THE 有頂天ホテル」など有名なものから、舞台「12人の優しい日本人」、人形劇「新・三銃士」など多数。

製作当時の裏話や作品創作の考え方など、取り上げている作品を知らなくても楽しめるものばかりです。

とはいえもちろん作品を知っていれば更に楽しめる。「合い言葉は勇気」とか好きだったなぁ…


普段あまり表に出てこない脚本家(三谷さんはかなり露出してますが)の頭の中を少しだけ覗き見できたような、また俳優とは一味違う表現を感じることができる一冊です(`・ω・)